平成 元年頃:区画整理事業が決定
平成 7年:足立区が区画整理事業用地として該当地を確保
平成14年:該当地を環境拠点として活用するよう提案
平成14年:地元企業・町会等への説明と協力依頼
平成14年:(財)足立区まちづくり公社と協定書を締結
平成14年:工事着工・エコボランティアの募集
平成14年:キウイフルーツの植樹・ビオトープ整備
1. 住民によって支えられるコミュニティガーデン
区画整理事業用に取得した公有地が、区民有志による自主的な活動によって、園芸・農作物などの緑の空間、地域住民の寄り合い交流の場、さらにはヒートアイランド対策などの環境貢献として情報発信まで行う。
「低・未利用地」を「地球環境問題への地域レベルでの対応」に貢献する形で有効活用することの具体的事例、「低・未利用地」の一時的管理を、行政の支援を得つつ地域住民・NPOが具体的に実践している先行事例
2. 環境教育、ヒートアイランド対策
つる性植物など暫定的緑化によるヒートアイランド抑制効果
保育園児・小中学生から高齢者に至る緑・農と触れ合う空間
●足立グリーンプロジェクト 代表 平田 裕之氏
 本事業は、野球でいうところの「投手のワンポイントリリーフ」である。区画整理事業の趣旨は変えず事業期間中に発生する用地を暫定的に活用し、成長サイクルの早い植物を活用して、環境への負荷を軽減させると同時に、地域環境教育の拠点として活用するという仕組みである。この発想は革命的な要素を含んでおり、この賞をいただいた意義も大きい。塩漬けの土地は、都市のあらゆるところに存在し、それがヒートアイランドなどの環境問題を解決する起爆剤になるのだから。この事業はあくまで暫定的なので、場所がなくなってはじめて完成する。その点こそが既存の事業にフィットさせる柔軟性となっているのであり、団塊世代の退職をはじめとする地域の人材を活用した「人が主役のまちづくり」は、年々深刻さを増す都市環境の希望の光となることを願っている。
●財団法人足立区まちづくり公社 担当 兒玉 純也氏
 六町エコプチテラス事業において、足立区は事業に関わる諸機関との調整と用地の提供を行い、足立区まちづくり公社は初期整備への資金援助とプチテラス管理機関として必要に応じて助言を行っています。
 そもそもこの事業に区と公社が協力した背景には、事業目的に公共性と先進性があることと、区民主導のまちづくりを柔軟に支援する施策・仕組みがあったことがあげられますが、何よりもプロジェクト代表の平田さんの熱意と粘り強い説得に行政マンが心を動かされたことが一番の理由だと思います。
 今回の受賞地は区画整理実施までと期限が限られますが、エコプチ事業の取り組みは環境と地域コミュニティの向上という現代的テーマに挑戦できる魅力的な手法ですので、今後とも出来る限り協力し支援していきたいと考えています。
▲対象地区のエントランス
▲地区内の一角、仮設のミーティング小屋
▲キウイ棚
▲仮設のセミナーハウス
財団法人 都市みらい推進機構
〒112-0013  東京都文京区音羽2-2-2 アベニュー音羽ビル3F
TEL.03-5976-5860 FAX.03-5976-5858
メールはこちら