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このプロジェクトの第1段階は、平成9年に寺田倉庫創業の地にある運河沿いの倉庫をコンバージョンして「TYハーバーブルーワリー」としてオープンした事にあります。 |
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海を眺めながら、潮風を感じながらの食事やお酒を楽しむおしゃれな空間として現在も予約で満席のホットスポットとなっています。 |
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第2段階は、TYハーバーブルーワリーに隣接する天王州運河に船を浮かべ水上レストランとする構想からはじまりました。 |
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しかし、水上レストランは建築物の扱いとなり、一方運河(水域)は市街化調整区域の位置づけとされ、基本的に建築物が建てられないことがわかります。 |
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このため、既存のTYハーバーブルーワリーの増築扱いで都市計画法、建築基準法の規制に対応することにしました。 |
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一方で、この「WATERLINE(ウォーターライン)」を固定式水上レストランとして使用する「船」として扱われるため、港湾法、船舶安全法としての規制にも対応しています。 |
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このように、本プロジェクトは、浮体式海洋建築物(建築物でありかつ船舶でもある「水上レストラン」)を運河上に実現するために、多くの法制度上の規制をクリアーして事業化されたものです。
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