世界遺産「日光の社寺」及び門前町地区
(栃木県日光市)
世界遺産「日光の社寺」を活かすため、そこへのアプローチ空間である門前町地区で、より安全で、より快適なまちづくりを市民・商工会・行政が一体となって検討、提案・実施。
世界遺産「日光の社寺」の門前町地区は回遊性が低く、観光客の滞在時間が短い。また、安全・快適に歩ける歩行者空間や国際文化観光都市としてふさわしい景観整備も必要。
門前町地区で市民を中心に商工会議所・栃木県の協力を得ながら、39回のワークショップを開催。観光地として不可欠な外来者の視点からの課題抽出と意識調査を実施、まちづくり計画に反映。
ワークショップの参加者が「NPO日光東町みんなのまちづくり」を設立。継続的にまちづくり活動を実践。施工地区内にある各種組織とネットワークし、ソフト施策の横断的な展開や人づくりを実施。
世界遺産「日光の社寺」を有する国際観光文化都市として「住んで良し、訪れて良し」のまちづくりを目標とし、市民との協働による実践を目指す。
市民や観光客が安全に快適に歩ける環境整備、歩行者空間づくり
市民や観光客が安心できる居心地の良い空間づくり
国際文化観光都市としてふさわしい景観づくり
住むための「まち」、訪れて楽しい「まち」の双方の視点から、歩行環境・交通拠点などの基盤整備、景観・街並みづくりなどの市民レベルの取組みを実践。
世界遺産へのアプローチ空間として、市民や観光客が安全で快適に歩ける歩道や広場などの歩行者環境整備を強化。
国際的な観光都市、世界遺産への門前町としてふさわしい景観づくりに向けて、計画策定や取組みを市民を主体に実施。
新宿〜東武日光駅開通記念プレートの売り上げの一部を景観保全活動資金の一部に活用するなど、景観づくりの取組みを積極的にPR。
日光市長 斎藤 文夫 氏

 世界に誇る日光杉並木を見上げ、歴史を感じながら世界遺産「日光の社寺」へと向かうアプローチとして、また、神聖な気持ちを高めるための空間の創出に向け、市民と一体となった演出ができるような整備を行いたい。

秋の交通渋滞対策の様子
▲秋の交通渋滞対策の様子
市民による杉並木清掃
▲ 市民による杉並木清掃
市民と協働で行った交通実験
▲市民と協働で行った交通実験
ワークショップの様子
▲ ワークショップの様子
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