宝塚中心市街地地区 (兵庫県宝塚市)
宝塚歌劇や宝塚温泉などで発展してきたまちが、温泉街の空洞化、遊園地(宝塚ファミリーランド)の閉園などによって衰退。大学とも連携したまちづくり提案を契機に、「産官学民」による連携まちづくりを展開。
平成15年度の「都市再生モデル調査」を通じ、産官学民のまちづくりへの協力申し入れのあった関西学院大学に協力依頼、都市再生ビジョン(案)を提案。
平成16年度には市民や関係者を交えてビジョン案を検証。実現性の高いプロジェクトから順次実施の方向。
産官学民の多様な主体が連携した組織(全体協議会、連携ワーキング、アドバイザー会議)の設置による取組みの実施。
「産官学民の多様な主体の連携によるまちづくり活動などを通した、中心市街地の魅力と活力の再生」を目標とし、新たな観光文化発信拠点づくりによるまちの交流・賑わいの再生を目指す。
観光文化発信拠点の創出による新たな宝塚の魅力創造。
観光プロムナードを中心にまちの回遊性と賑わい創出。
産官学民の多様な主体による活性化プロジェクトの推進。
市民参加によるまちづくり活動、地元商業者の協力、大学によるまちづくり企画運営支援など、多様な主体の参加・連携により、地域の伝統ある建築資源の活用、新たな公共イベント空間の運営など、実現性の高い複合プロジェクトの展開。
産官学民の連携により大学生が企画運営するオープンカフェ社会実験を実施。また、足湯体験、エコマネー、フリーマーケット、イルミネーションイベントなどを実施でまちの賑わいや楽しさを相乗的に創出。
市で保存することとなった「宝塚音楽学校旧校舎」については、市民や民間、公共団体などで構成する委員会で利活用計画および事業推進計画を協議。ワークショップやアンケート等によって市民意向も踏まえた上で計画を策定。
産官学民の多様な主体が連携して協議できる場を通じて、中心市街地の魅力と活力の再生に向けた取組みを継続的に展開。
宝塚市長 阪上 善秀氏
  平成18年8月の「中心市街地の活性化に関する法律」の改正を受け、現在、中心市街地活性化基本計画の策定に取り組んでいる。
  当該地区における取り組みは、都市再生プロジェクトとしてスタートを切ったが、この中で出てきた多様な主体の連携の芽をさらに伸ばしていくとともに、本市が持つ自然環境、歴史性・文化性、良好な都市ブランド、市民力等の地域資源をさらに活用し、中心市街地の魅力の再生と賑わいの創出に繋げていきたい。
閉園前の遊園地
▲閉園前の遊園地
空き店舗が目立つ駅前再開発ビル
▲ 空き店舗が目立つ駅前再開発ビル
民有地(公開空地)で実施
▲ 民有地(公開空地)で実施
官有地(河川敷)で実施
▲ 官有地(河川敷)で実施
賑わうオープンカフェと足湯体験(H17及びH18年度秋実施)
▲ 賑わうオープンカフェと足湯体験
(H17及びH18年度秋実施)
エコマネークリーン大作戦
▲ エコマネークリーン大作戦
イルミネーションイベント
▲ イルミネーションイベント
宝塚音楽学校旧校舎
▲ 宝塚音楽学校旧校舎
ワークショップの様子
▲ ワークショップの様子
 
鉄輪むし湯温泉
地元受入協議会との協議の様子
▲ 連携ワーキングの様子
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