善光寺表参道地区
(長野県長野市)
善光寺の門前町として古くから栄えた地区の再生に向けて、「歩いて楽しめるまち」として観光客・来街者、そして住民にとっても魅力ある中心市街地のまちづくりを総合的に展開。
多くの参拝客を集める善光寺の門前町として、また、長野オリンピック開催時の表彰式会場として、様々な場面で賑わってきたまち。
近年の郊外型開発、一方で中心市街地からの大型店の撤退などによりまちなかの衰退・空洞化が顕著。
民間団体や地域住民主体で協議してきた中心市街地活性化基本計画(長野地区)による取組みをさらに効果的に展開するため、まちづくり交付金を導入・活用(計画期間:平17〜21)。
「善光寺表参道を主軸とする門前の中心市街地への交通アクセスの向上及び計画区域内の再開発事業や歴史・文化的資源との連携により、回遊性の向上と賑わい」を誘導するため、「軸」と「点」の再生整備、そして面へと広がる中心市街地の再生を目標とする。
善光寺門前へのアクセス向上、歴史資源を活かしたまちづくりの連動による回遊性の向上
市街地再開発事業など表参道を軸とした一層の賑わい形成
歩いて楽しいまちにふさわしい、安全・快適な歩行空間づくり
善光寺への参拝者や観光客のアクセス空間となる表参道を主軸とした「歩いて楽しめるまち」を目指し、歩行者にやさしい移動空間、魅力ある沿道拠点の整備、また、賑わいを演出するまつりの開催などを総合的に展開。
歩行者優先型道路づくりに向けた市民との意識共有を目指し、表参道(中央通り)でのトランジットモール社会実験を展開中。
閉店した大型店の空きビルを市が取得。市民活動と交流の場「もんぜんぷら座」として再生・活用。
市民や観光客を含めて中心市街地での賑わいをさらに演出するため、長野オリンピックメモリアルイベントの一つとして「長野灯明まつり」を開催。
長野市長 鷲澤 正一 氏

 善光寺表参道を中心としたこの地区を、「歩いて楽しめるまち」とすることが目標であり、そのための拠点施設づくりと、その施設と施設の点をどのように結び付けて線として行くかを都市再生整備計画書に盛り込み、結果として中心市街地の活性化並びに商店街の賑わい再生に繋げたいと考えています。しかしながら、基幹事業で行った再開発事業や提案事業の歩行者優先道路化計画などの民間主体事業を計画的に進めていくためには、関係権利者等との調整や協議を早めに行い、適宜に都市再生整備計画の変更を行っていくことが必要です。

歩行者優先型道路実験中
▲ 歩行者優先型道路実験中
長野灯明まつりポスター
▲ 長野灯明まつりポスター
もんぜんぷら座風景
▲ もんぜんぷら座風景
 

◎ 基幹事業状況

再開発事業TOiGO完成(H18.9)
▲ 再開発事業 TOiGO 完成 (H18.9)
トイーゴ広場活用状況
▲ トイーゴ広場活用状況
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